ケアマネジャーとは
2024-01-02 00:00:00
ケアマネジャーってそもそも何をしてくれる人?
ケアマネージャー(介護支援専門員)とは
ケアマネージャーは介護支援専門員とも呼ばれます。定義や目的、ケアマネージャーを利用できる条件について説明します。
ケアマネージャーの定義
ケアマネージャーとは「要介護者・要支援者(以下、要介護者など)の心身の状況に応じた適切な介護サービスなどを受けられるようにケアプランの作成や、市町村・サービス事業者・施設などの関係機関と連絡調整を図る者であり、要介護者などが自立した日常生活を送るための援助に関する専門的な知識と技術を有しているとして介護支援専門員証の交付を受けている者」と定義されています。
出典:厚生労働省 介護支援専門員(概要)
ケアマネージャーの目的
ケアマネージャーは、2000年の介護保険制度とともにスタートしました。介護保険の基本理念である利用者主体のサービス提供を実現するために位置付けられた職種です。具体的な目的として次のことが挙げられます。
- 介護保険制度における介護サービスを、要介護者などの状態や生活背景に応じて適切に利用できるようにする
- 要介護者自身の状態の変化や環境の変化に応じて、持続的かつ継続的に適切なサービスを受けられるようにする
- 地域包括ケアシステムの要として、利用者の支援スキルの向上を図りつつ、それぞれの地域のあり方を考えていく
ケアマネージャーの利用条件
ケアマネージャーを利用できる条件を目的ごとに説明します。
- 要介護認定を受けた人
要介護認定を受けた人がケアプランの作成を依頼して介護サービスを受けられます。 - これから要介護認定を受けたい人
まだ要介護認定を受けていない人が要介護認定申請の支援を受けられます。 - 地域に住む高齢者や高齢者家族
地域に住む高齢者やその家族が、健康や生活の相談を行えます。